アメリカ グランドサークル ドライブ旅18
午後は雨予報なので、今のうちに行けそうなところをはしごすることに。まずは行きに通って気になったMaze Rock Artという壁画へ。参考にしたブログにトレイルは楽そうなことが書いてあったのでGO
一応道はある
それなりにのぼる…
大きい動物よけ?ゲートを超えてまだまだすすむ
道なりに進んでのぼったら、あった!
周りの石は崩れているけれどここだけ残ったみたい
壁画はみたことがあるけど、こういう無防備な感じで自由にみられるのは初めてなような。
ウエーブの駐車場も11時頃には車が。20台以上ありそうな…
さて、他に気軽に行けそうなところとなると地図でみる限り、Pariaかな?と思い行ってみることに。
色付けしたかのようなシマシマ。想像以上にすごくよかった。
ここで雷の音。ブライスキャニオンかな?と思われる山々の方から聞こえてくる。 空も真っ黒。
ここ、車が通る道を横断している道のようにみえるところなのだけど、雨のときに川となる場所。ボーとしてたらあっという間に水が来て渡れなくなって孤立、、とかありそう。
ガイドさんが、雨の前にはまず冷たい風が吹くと言っていたのだけど、本当にそうで。風が強くなり、砂が舞い、雷が聞こえ、嵐の前兆のような感じ。
景色だけでなく、自然を体感した感じ。
この日は無理せず休息日とすることに。カナブ に戻る途中一瞬雨が来たけど、外で濡れることはなく。
昨日のガイドのカイルに教えてもらったステーキハウスへ。
アメリカ グランドサークル ドライブ旅17 サウスコヨーテビュート
ホワイトポケットに行ったことで現地の様子がわかったこと、翌々日は雨予報だからウェーブの抽選があたったところで行けない可能性があることなどを加味し、朝イチでサウスコヨーテビュートに行ってみることに決定。
夜明け前に出発。
ここまで天気に恵まれていたので雨の予報は残念でしたが(結果的には雨で困ることはなかった!)、この乾燥砂漠地帯は果たしてどれくらいの雨がきたら影響が出るのだろうか?というところもよくわからず。ただ、未舗装道を進むと、大雨ならここは川になるんだろうな…っていうところは見かけて、鉄砲水注意の看板もあちこちで見かけ。地の果てに行くのは命がけ〜
この日は未舗装道に北から入る。ウェーブの駐車場はこの道沿いにあってすぐにトレイルが始まるらしいのだけど、駐車場はまだ空っぽ。
実は前日の抽選の後に、日本語の地図をいただいてあったのですが、よくみるとこれがノースのものでした。サウスの地図がない。検索したら出てきたのでこれでなんとかなるかと思っていたら、ホテル出発直後にモバイルWi-Fiの電源が入らなくなり。地図なしでの探検となりました。
全容もよくわからないまま人の足跡をたよりに歩いてみる。まずはあの塊をのぼれるならのぼってみようと向かう
人なのか動物なのかよくわからない足跡。砂がさらさら過ぎて歩きにくい。
前日のガイドさんに明日は靴で行くべし!ときつく言われていたのですが、サンダルで来なくてほんと正解。草木が生えている地帯、道があるようなないようなところを歩くので、スニーカーでもサボテンが刺さって痛かった。なんとなく塊の上までのぼれて。
うずまきゾーンへ
途中、柵があったのですが、これが入っていい領域との境目なのか、危険地帯だからあるものなのかもさっぱりわからず…でもこっちに行くしかないよね?と柵を越えたらウェーブ風ゾーンに着けた!
うずまき集合体
モバイルWi-Fiが動かなかったのはもちろんのことAT&TのSIMも圏外だったので、けっきょく地図がないからどこまでがサウスのゾーンなのか正直よくわかりませんでした。
頼りにしたのは最近愛用しているGPSを使った位置情報記録のアプリ。日本ではダメなところも多いのにアメリカはどこでもGPSが反応。一度通ったところの情報が残るので駐車場の位置などはこれをみて確認して無事戻ることができました。
そういえば抽選で当たったときにもらった青い紙があって、半分は駐車場に停めた車に置いておくもので、半分は携帯するようになっていたのですが、紙を確認されることもなく。そもそも誰にも会わなかった。20人しか入れないところな上に貸し切り。
無事帰還。帰るときにも誰にも会わず。凸凹道ですれ違うのも大変だからと早めに退散したので、滞在時間は2時間ほど。もっと奥まで入ることできたのだろうとは思いますが、あとで行ったことのある人のブログを確認しても、だいたい見れたのでは?という感じ。
悔しいから帰りにビジターセンターで事情を話し、サウスの地図をもらいました。そもそも日本語版はノースしかないのだそうです。いただいたサウスの地図は漠然としたもので、どこでこういうのがみれるというような情報はなし。けっきょくこの地図があってもなくても同じだったことが判明。よかった。
行くまでは、ケチケチしないで高い入場料をとってもいいから誰でも入れるようにらしたらいいのでは?なんて思わなくもなかったのですが、例えばあのうずまきみたいな岩山の積み重なる1枚1枚はおせんべいよりずっと柔らかく。手で触るとすぐに割れてしまうんです。
そして、人の足あとよりも小動物の足あとがたくさんあって。ホワイトポケットからの帰りには鹿の親子がいたし、サウスに行く途中にはウサギをみたし。きっともっと野生動物がたくさんいるはず。歩く際にどうしても植物を踏んでしまうし、自然を保護するためには1日20人で限界なのかもということがよくわかりました。
入場許可書をチェックする人も係の人もいないのにすごいなぁと思ったのは辺りにいっさいゴミが落ちていないことでした。
私たちは自力で行きましたが、ノースもサウスも、ガイドさんを雇って案内してもらうことも可能です。ガイドさんは20人には入らないらしい。当選後に決まったガイドさんの一覧をいただけるので電話してお願いすることになります。
アメリカ グランドサークル ドライブ旅16 ホワイトポケット
ホワイトポケットをGoogle mapでみるとこんな感じ。どうやっていくの??だよ。これだと。
大きく拡大するとうっすら道が見えてきて。ガイドさんが通ったのはカナブ から南へ下り、89Aから北上するルート。
北上して右折してからはほんとうにすごい道。揺れて揺れて写真撮れないほど。ツアーにしてよかった…
揺れがむしろ心地よく眠ってしまったけど、、到着
地の果てに来たかと思うような景色が広がって
ガイドのカイルおすすめのこの木が見えるところでランチ(サブウェイ)
メロンパン地帯。雲もいい仕事して、映えまくる。
プロシュート地帯
ウエーブ風地帯
再びプロシュート
アメリカでは飛行機雲をたくさんみた
再びメロンパン
貝??
サウスコヨーテビュートを道路から。カイルが明日のために通ってくれたんだと思う。
ここが入り口らしい
ただただ広いのです
そういえば、ホワイトポケットの成り立ちとか聞かなかった。でも理屈抜きですんごいところ。
いくらでも写真撮れる。
例え抽選に外れてもここには行ったらよいと思うなぁ。
アメリカ グランドサークル ドライブ旅 15 コヨーテビュートの抽選のこと
この日も早起きしてkanabの街へ向かってドライブ開始。
カナブはユタ州の観光の拠点。 ここのビジターセンターは、グランドサークル を旅する人にとってはその旅の内容を左右することになりかねない場所。
そう、ノースコヨーテビュートとサウスコヨーテビュートの抽選が行われる場所。 どちらも1日20人しか入れない秘境なのです。
ノースは4ヶ月前、サウスは3ヶ月前にwebで10名分の事前抽選があるのだけどともにはずれ。ノースコヨーテビュート別名ザ・ウェーブに絶対行く!と意気込んでのぞみました。あ、自分たちも間違えるところだったのですが、あくまで翌日分の抽選になります。
抽選は9時から開始ですが、8時半前にはとっくにたくさんの人が。書類に記入し代表者だけが抽選会場となる会議室みたいなところに入ります。
番号を割り振られ、その後は抽選会。係の人が抽選のくるくるを回し番号が書いてある球がでてきたら当たり!
今回は60組以上が参加。多い方らしい。1組6名から申し込みができるので、初めに6名の組が当たってしまうともう期待薄…
ということで外れました。ウェーブ見たかったなぁ。。
ここで多くの人は帰ってしまう。サウスの抽選はせずに帰ってしまう。サウスはそんなに大したことないないのかな…と思うも、10時開始のサウスの抽選にも参加。こちらは10組ほど。なので、球をくるくる回すではなくくじ引きみたいに引いての抽選。で、当たり!
ノースには行っていないので本当のところはわかりませんが、ノースのザ・ウェーブは、歩く距離が長くて見どころはほぼウェーブのところだけ。それでもそこの景色が圧倒的にすごいので人気らしい。
一方のサウスは車で近くまで行ける上に、見どころがたくさん。なので、両方行った人はサウスのほうをオススメする、らしい。
全部webにしたほうが効率いいし、旅行の計画も立てやすいのに、、とも思うのですが、この抽選もイベントとして楽しまれているみたいなところもあり。1週間毎朝通う人とかいるらしいです。
さて、サウスに車で近寄れるというのは、車でそれなりの道を走らなければならないともいえる。雨の予報も出ていたので本当に行くか迷いながらこの日を過ごすことに。
この日は、ガイドは必須ではないし入場制限もないけれど車で行くにはすごい道を通るらしいホワイトポケットへ。高かったけど道の感じもわからないのでツアーで。前日に申し込んでおいたのです。
サウスの抽選に当たったので、ビジターセンターまで迎えにきてもらい、出発。
ガイドは日本好きのカイル。道中、いろいろお話。リアルな英語の勉強。
途中トイレ休憩をして、メインの通りを外れたら目の前は未舗装のこの道。
しばらく行くとコンドルの観測ポイントがあり
設置されている双眼鏡でみてみると数羽のコンドルと巣のようなところがみえました。
さて、未舗装道路をもう少し進んで左折。そこからの道は想像よりもすごかったのでした。
「コンドルは飛んでいく」の歌がどうにも思い出せず、未舗装の道の間考えていたら、いつのまにか寝てしまった…
B13 地球の歩き方 アメリカの国立公園 2019~2020
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アメリカ グランドサークル ドライブ旅14 pageの街
アンテロープキャニオンなどこの辺りの観光の拠点の街であるArizonaのpage。
なかなかの田舎なのですが、パウエル湖にも近く、夏休み時期などとてもホテルの予約が取りにくいそうです。
こじんまりとした新し目のホテルをいくつかみかけましたが、今回は「ベストウエスタン ビューオブ レイク パウエル」に宿泊。
キレイ目。
アンテロープの写真が飾られていました。
ホテルからの眺め。レイクパウエルはみえないよ…
プール。寒いけど入っている人いた…
夜はここでビール飲むことに決定
その前にレイクパウエル方面に向かってみました。この橋を渡るとまずダム。全米2番目の大きさらしい。これで1番目と2番目制覇!
けっこう怖くて…
向こう側にレイクパウエルと白い世界が広がっている
向こう側にみえた白い辺りに行きたくて車を走らせてみたら、国立公園内らしくてお金を払わないと近寄れないことが判明し諦め。
レイクパウエル周辺は気になるスポットとして次回があったら訪れてみたい!
気になるレストランはなかったので夕飯はスーパーのお惣菜ご飯で済ませ、明日の早起きに向けて早め就寝。
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アメリカ グランドサークル ドライブ旅13 アンテロープキャニオン
早起きしてモニュメントバレーを後にし、向かった先はアンテロープキャニオン。アッパーアンテロープキャニオンとロウアーアンテロープキャニオンがあって。地球の歩き方にはアッパーをメインに書いてあり、ロウアーもあるよぉ〜くらいな扱いだったのですが、どちらかしか行けないのなら間違いなくロウアーがおすすめ!
どちらも個人ではいけなくて、事前にツアーを申し込んでおきました。5月の時点では突撃でも空きがあればツアーに参加できたらしいのですが、6月からは事前予約必須とのことでした。
さて、アッパーアンテロープキャニオン。いくつかツアー会社があるのですが、Antelope Canyon Navajo Toursを利用。どこも同じ条件のようですが、この辺りトイレが…水洗の設備が整っていないようで仮説トイレ。非常に汚いです。覚悟必要。
受付もほぼテント
何グループかに分かれてこれに乗りこみ。運転手兼ガイドさんが一人つきます。
何もない砂漠をしばらくすすみます。たまに道の真ん中に牛がいたりも。
アッパーは崖の割れ目に入っていくイメージ
一方通行ではないのでけっこう狭いところを人とすれ違いながら通ります。
途中、ガイドさんが写真を撮ってくれたりもして。中は割と暗い。
ゴール!一旦そこで外に出ます。
行きは写真OK、帰りはNo photoと言われますが、撮る人は撮る。内部もだけど、ジープは砂ぼこりがすごくて、立派な一眼をお持ちの方のカメラが壊れるんじゃないかと心配になるほど…
ロウアーアンテロープキャニオンのほうはアッパーと道路を挟んで反対側のKen's Tours Lower Antelope Canyonというところのツアーを申し込みました。アッパーはテントだったのに建物とかちゃんとしていて食べ物やお土産も売っていたり。トイレはやはり水洗ではないですけどね。
こちらもグループに分かれてガイドさんとともに行動。説明を聞いたあと、少し歩きます。
こちらは階段を降りて岩の割れ目に上から入る感じ。
ちょいちょい光が入ってキレイ。
こちらは一方通行なので写真も撮りやすい。光がかなり入るところもあって、青空といろんな形の岩があり、ガイドさんもわりとゆったり説明してくれます。中にいるのは45分くらい。
これもなんかだった、、忘れた
出口はツアーを開始したあたり。この割れ目からヒョイって出てきます。
上流で雨が降るとアッパーもロウアーもともにツアーは中止。というのもここ、もともと水が削ってできたところ。岩を侵食するような鉄砲水が発生すると逃げ場はなく。亡くなった方もいるそうです。岩もちょっと触ると簡単に崩れてしまうような強度。なので、下は砂です。
それにしても貴重な経験。自然が作ったアート。映えポイントがたくさんありすぎました。
ロウアーの施設に食べ物が売っているなんて思わなかったので、ランチはプロテインバーで我慢してアッパーからロウアーへの空き時間にホースシューベントに行ってきました。
ホースシューベントの駐車場も小さくて停められないとの事前情報を得ていましたが、整備されていました!その代わり有料でしたが、水洗ではないけれどトイレも整備されていて、転落死する人が多いからとほんの一部柵もついていました。
駐車場からそれなりに歩く上に日陰は途中の休憩場所のみ。なので水を持つとか対策必須。
いやー、写真でみたまま。下を船が通っていて、気持ち良さそう。
本当にがけだから。柵もないのでいつ落ちてもおかしくないよ、こんなの。ほんと自己責任。
3つの見どころを堪能してpageの街へ。
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アメリカ グランドサークル ドライブ旅12 モニュメントバレーのビューホテル
砂漠だけど5月の初めは少し肌寒くて。動き回るにはちょうどよかったですが、これ、真夏はかなりキツイだろうなぁと。
ホテルのお部屋はシンプル。
ビューホテルというだけあって、ベランダからミトンたちがみえるのでベランダでぼーっとビールでも飲みながら日が暮れる様子を眺めたいところ…なのですが、ナバホ地区はアルコール禁止。
ホテルの売店にビールある!と思ったらノンアルでした。雰囲気だけでも味わいたくなるのはよくわかる。
防寒して、カップ麺を食べながらベランダ待機。
太陽の位置でButteの色が変わってすごくきれい。
星もキレイにちがいないと私は星取り用のアプリでトライ。あまりうまくいかない…Goproではけっこうきれいにとれました。
レストランがしまればもう少し暗くなるはずだったのですが、閉まらない上にシアターやってて。歴史?西部劇?みたいなのを流してました。
翌朝も早起きして朝焼けを。ただの岩山といえば岩山なのだけど、なんだか感動的。
リピートはしなくてもいいかもしれないけれど、広大な土地でただただ無になって岩山をみていると、ふだん東京で感じる悩みなんて(そもそもあまりないけど…)ほんとちっぽけだなと感じました。