子のいる生活 

旅するアート食人

ヒヤっとした話

子は小さい頃から、寝る前に氷入りのお水を飲んでから寝ます。

 
おねしょの原因になるからやめさせたかったのだけど、パパがあげてしまうため習慣になっていました。全く...(~_~;)
 
先日はパパがお風呂に入っていたので、子は得意気に冷蔵庫から自分で氷を持ってきて、布団の上で食べていました。
 
あ~あとそんな子を横目で見ながら私はトイレへ。
 
トイレから出ると洗面所の前でパパが大声を出して慌てた様子。子も泣いてふがふが言っている。
パパが「詰まったのか?」というと子は「うん、うん」と苦しそうに泣きながら頷くので、慌てて逆さまにして背中をトントン。
そう、氷が喉に詰まってしまったのです!!
私は水を飲ませる準備をしようとしたら、ポロっと氷が床に飛び出しました。
 
1cmにも満たない大きさ。聞くと何かの拍子にうっと詰まってしまい取れなくなったらしい。慌ててお風呂にいたパパのところに行って自分で知らせることができたからよかったものの。(まあ、氷だからすぐに溶けたかもしれないのですけど、苦しかったことは事実・・・)
 
3人でホッとすると同時に、子は恐くなって大泣き。私も、たったこんなことで子を失う可能性があるんだということを再認識して、抱き合って涙。
 
 
実はもっと小さな頃にも食べ物が詰まりかけたことがあるのです。
パパが咄嗟に対応できたのもその経験があったため。
 
 
 
一時期、子供にとって危険な食べ物としてコンニャクゼリーが話題になりましたが、実際、オモチャや食事が喉に詰まり息ができない状態が3〜6分続くと死に繋がります。命は助かっても脳に酸素がいかない時間が長いと意識が戻らなくなってしまうこともあります。
 
本当に小さいうちは、オモチャやボタンみたいなもの、離乳食を始めてからも食べさせる物の大きさには注意しないといけないですし、少し食べられるようになってきたからってプチトマトなどを丸ごとあげるのも非常に危険。
もっと大きくなると、歩きながら飴などを食べるのも危険。


そしてこれ、子供だけじゃなくて、大人でも起こりえます。
 
もちろん、嚥下力の落ちているお年寄りに起こることが多いですが、大人の場合、のどは通過しても腸で詰まって腸閉塞を起こしたりすることも!
よく噛むことも大事です。
 
子に何かが起きたときのためのファーストエイド。知識としては知っておきたいですよね。
 
この辺が役立ちそうです。
のどに物が詰まった(子ども編)
 
 

こどものファーストエイド―こどものケアを行うすべての人のために