子のいる生活 

旅するアート食人

「見切り発車」してしまおう!

そもそも何事においても万端に準備ができたことなどない。

 
例えば、旅行のパッキング。
大事な物を忘れていたり、全く使わずに単に
旅行中「運んで」いただけのものがあったり。
 
何回かそれを繰り返すと「必要だったら
向こうで買えばいいや」と思うようになる。
実際、行ってみないと天気もわからないし。
 
人生もそんなもん。
準備が万端じゃなくたって、電車に飛び乗ってしまえばいいのだ!!
 
奥田浩美さんの新刊は、そんな風にやりたい
ことを後押ししてくれる本。

 

人生は見切り発車でうまくいく

人生は見切り発車でうまくいく

 

 だからって「そうか、じゃあ後のことは考えて
いないけど、悩むくらいなら仕事なんて
辞めちゃえ!」ってことではない。

 
何がやりたいのか。
コップから溢れるほどの熱い思い。
それは自分にとって何なのか。
 
奥田さんは「20代はやりたいことがみえて
いなくてもいい」って書かれております。
動いているうちにみつかる、と。

が、私はもうアラフォーなのである。
やりたいことの輪郭くらいはみえていても
いい気がするのだけれど、残念ながらまだ
定まっていない。
 
いや、なんとなくいくつかの輪郭はある
ものの、大枠だけで一色も塗り絵ができて
いない状態。

でも、私が奥田さんのお話を聞く機会を
得たのはほんの2年ほど前。
確か、奥田さんと同じ鹿児島出身の友人が、
奥田さんがFBに投稿されていた「妹さんと
二人で暮らしていた高校時代のお話」を
読んだのがきっかけ。どういうこと??と。

それからというもの、1㎜でも動く、
アウェイな場所に身を置く、スピードを
意識するなどなど、参加した奥田サロンや
写真教室、FBの投稿、
さらにはそういう場で出会った方々含めて、
実生活に影響を受けていると断言できる。
自分自身はこれからなのだ!!
と思っています。

なので、もっと若い段階でこの本に出会えた
人は幸運だと思う。

自分は出遅れてしまっているけれど、子には
今のうちからいろいろ伝えていきたいと思う。

既に、やる前から「できなーい」という子に
対し、「やってみて「できなかった」なら
しょうがないけど、やる前から言うのは
どうかなと思うよ!どうやったら
できるかな?」と早速使わせていただいたり。

自分自身は、いつぼた餅が落ちてきても
いいように、回転寿司の好きなネタが
回ってきてもいいように、準備はして
おきたい。

取りあえず、10か月後に社宅を出ることに
決めました。
まずはそんなところから。
 
ぼた餅?回転寿司???
なんのことだ?と思った方、この本を
読みましょう!