子のいる生活 

旅するアート食人

子のイメージを壊す

特に教えたわけでもないのだけど、子がいつのまにか「これってこういうもの」というイメージを持っているらしいということに気がついて、驚くことがあります。

例えば、子の中では「社長」というのは「スーツを着たおじさん」というイメージ。恐らくテレビなどをみてそう思い込んでしまったのでしょう。

先日、大人の集いに連れて行った際に、子からみると「お兄さん」に見えたであろうその方に「なんのお仕事してるのー?」と聞いた子。「社長だよ」と言われると、驚きを隠せず固まってました。

「あのグレるりん(妖怪ウォッチに出てくる妖怪。すみません…)みたいは頭の人、社長っていってたね…」と帰り道ボソッと。

そういえば、少し前に温泉旅館に泊まった際にも、子のために折り紙を折ってくれた若い支配人を差し置いて、運転手のおじさんに「社長!」と馴れ馴れしく話しかけて、「いやいや社長はむしろそちら。私は1番下っ端ですから」と言われたときにもぽかーんとしていました。

女の社長だってたくさんいるんだよ!と言うとそれは知っている、と。
でも、「社長はおじさんってなんか思っちゃっていたからビックリした」のだそうです。

親はときには子が持ってしまった勝手なイメージをぶち壊しておく必要もあるのだなぁと思いましたよ。