脳科学と心理学のこと
お金を払っているんだから元を取らなければ!と、
溜めていたオーディオブックを聞き始めています。
勝間塾11月のテーマは心理学。
脳科学者の中野信子さんがゲスト講師。
東大卒でPETを使ってフランスの原子力庁で研究をされていて、
IQの高い人しか入れない団体Mensaの会員でもある中野さんのお話、
興味深かった。
興味深かった。
心理学が胡散臭く感じてしまうわけ
そもそも、これまで心理学と聞くと何だが胡散臭さを感じてしまうことが
多かったのですが、その理由が「反証可能性がないものが多い」からなのだ
と言うことがわかった。
占いと同列で、信じる信じないの世界に近いものと感じてしまうのですよね。
脳科学者が語る心理学というのは、科学寄り、つまり証明されていることを元に
語られることのだろうという前提で聞けるので、信ぴょう性が高い気がするし、
面白かった。
語られることのだろうという前提で聞けるので、信ぴょう性が高い気がするし、
面白かった。
IQとは
IQのうち、Non-verbalIQと言われる「柔軟に物事に対処する力」は
産まれつき決まってしまい訓練で鍛えることは難しいらしい。
これがいわゆる「この人頭の回転が早いなあ」みたいな地頭の良さ
産まれつき決まってしまい訓練で鍛えることは難しいらしい。
これがいわゆる「この人頭の回転が早いなあ」みたいな地頭の良さ
みたいなところなのでしょうね。
これに対して、VerbalIQと言われるものは教育によって身につけられる知識・経験。
なので、後天的に獲得できるものということ。
たくさんお勉強してきた人の頭の良さみたいな。
Non-verbalIQの内、空間認識力や記憶などなど、お金を払えば調べてもらうことが
可能なものが既にいくつかある、と。
可能なものが既にいくつかある、と。
「強みを活かして弱みは捨てる」なんてお話も、遺伝子レベルでの強みや弱み
なのであれば、活かす捨てるは潔くできる気がします。
なのであれば、活かす捨てるは潔くできる気がします。
じゃぁ、遺伝子がそうだともう後天的にはどうしようもないものなのかというと、
必ずしもそうとは言えないらしい。
必ずしもそうとは言えないらしい。
遺伝子と発現
産まれもった遺伝子自体を変えることは出来ないけれど、その発現を変えることは
できるようなのです。
おぉ、これで救われる!
そして、その発現に関しては、母親の影響力が大らしいのだ。
祖母でも父でもダメで、母のみ。
母がたくさんの刺激を受けまくっていれば、そのような環境にいれば、もとの遺伝子がよろしくなくても頭のいい子になる可能性はある、と。
母の役目、重要ではないですか!!
母乳も2歳までは飲ませると良いというエビデンスがあるらしい。
プロスポーツ選手にさせたいのなら3歳までに手を打ったほうが
いいらしい。
などなど、子育てママには気になる情報もたっぷり。
産まれ持った遺伝子と後天的な影響による発現。
つまりは、遺伝子だけで全てが決まるわけではない。
つまりは、遺伝子だけで全てが決まるわけではない。
科学の裏付けには弱いので、そう言われると信じたくなる。
その他、食品と脳機能の関係、IQと幸福度は相関しないというお話などなど
こういう切り口の「心理学」なら面白い!と、聞き終えた後に
課題図書であった著書を読んだりもしてみましたよ。

世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること
- 作者: 中野信子
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2012/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 10回
- この商品を含むブログを見る
ブログお引越ししました。
以前のブログはこちら↓
気付き!考え!行動!働くママの日々♪