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バイリンガルニュース吉田研作教授の回を聞いて子への英語教育に躊躇いがなくなった

大好きで何度かオススメしております
バイリンガルニュース。

バイリンガルニュース (Bilingual News)

バイリンガルニュース (Bilingual News)

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少し前の回になりますが、特別編上智大学吉田研作教授の回を聞きました。
 
これからバイリンガルニュースを聞き始める方には
この回から聞きはじめるのがオススメですよ。
 
 
教授は帰国子女。バイリンガル教育というクラスを
教えているそうです。
いろいろ興味深かったので掻い摘んでまとめてみます。
 


他のアジアの国と比べてなんで日本人の英語はダメなのか

日本は経済的にここまで発展してしまったため、日本で完結してしまっているから国としてのモチベーションが減ってしまっている。
中国や韓国では本当にいい仕事をしたかったら英語がないとやっていけない。つまり環境が違うということですね。

中国にはCCTV、韓国にはAriang放送という英語だけで放送している局があるそうです。
Ariang放送では韓国国内のニュースや歴史やエンタメも全部英語で放送。MCは韓国人。
日本にもそういう社会的インフラがあってもいいはずですが、字幕が根付いているこの国で果たしてスポンサーつくかね?
なんて話になっていました。

 

また、これはよく言われていることですが、日本人はゴールの設定が高すぎる。できるようになってから使うという発想の人が多い、と。
コンテキストがあってコミュニケーションの状況が存在しているのなら、RとLの発音ができていなくても問題ないわけで。
一生完璧になどならないので、使っていくしかないのですよね。




小さい頃に英語をやると日本語がおかしくなるなんてありえない


日本という環境は教室を除いて全部日本語。
教室を一歩出たら全部日本語。日本語がおかしくなるはずがない、と。

子の世代にとって英語は必須。程度は違えど九九並みにみんなができるものとなることは間違いないと思っています。
 
ですが、幼児期からの英語教育についての見解は賛否両論あるようで、専門家的な方の意見もマチマチな様子。
 
なので、なんとなく始めそびれていました。
保育園で週に1回はネイティブの先生のクラスがあるので、これがあるだけでもゼロよりはいいのかな?という程度でした。
 
しかし、教授のお話を聞いて妙に納得。
 
確かにね。
明らかに日本語優位の環境なので、もっと英語に触れる時間を増やしてもいいのではないかと考えを改めました。
 
さっそく、最近子がハマっている「おさるのジョージ」を英語で見させようと思ったのですが、ジョージの猿語は日本語でも英語でも一緒だったというオチ(-。-;
 
少しずつ、極力お金をかけずに、一緒に楽しみながら英語に興味を持たせることができてらいいなぁと思います。
 


文法は必要か

言葉を構成する規則なので、文法は必要。
〇〇用法なんて考えると必要なさそうに感じるけど、しゃべりながら慣れて身につけていく。idiomを正しく使えるということは文法を知ることと同じ、だそうです。


 
 
「一人でできる英会話」のすすめ

英語を学んでも使う機会がない人には自分の周りを描写、そのときやっていること、気持ち、じゃあ何しようかの4つを英語で言ってみる練習がオススメとのことです。

これ、子供が遊びながら独り言を言って言葉を学んでいくことをヒントに、教授法にまでなっている方法なのだそうです。

また、twitterはそういうのつぶやいて練習するのに
もってこいの場所!
 


カタカナのこと 
 
日本語にカタカナがあるということは、外来語を
受け入れやすくしている要因であるそうです。
カタカナ表記することで、日本語とは区別した上で
受け入れているのです。外様大名のように。

チェアとかインフラとかアジェンダとか・・
100%受け入れていないけど、まあ受け入れるよというスタンス。
カタカナ→漢字→平仮名で書かれるようになると
日本の中に取り入れられたということになるわけです、天ぷらのように。うん、おもしろい。
 
 
その他にもいろいろありましたが、日本という国が
1言語だけで成り立っていることがそもそも珍しく、
英語はもちろんのこと、近隣アジアの国の言葉を含め、3言語、4言語と話せてもいいのにね~なんて
お話していましたよー。

 

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