子のいる生活 

旅するアート食人

日本人とか日本語とか

先日書いた「未成年渡航同意書」についてのお話を
中国人の知人にしたら、彼女もその存在は知っていて、
遭遇した際には腹が立ったらしいのだけど
「必要だとわかってすぐもらいに行くなんて
やっぱり日本人だね」と言われまして。

 
確かに、自分の子と一緒に海外旅行に行くだけ
なのに何が悪い??って思いつつも、
そんなことのために入国できなかったら困るし、
旅行会社も必要だと言っているわけだし、
入国審査の場で「何がわるい!」とまくし立てる
ほどの英語力もないので、私は取りに行った。
そっか、そこ日本人なのか…
 
 
話は代わって、子の水泳教室の待ち時間、
明らかに外国人のパパと、ハーフのような顔立ちのパパが
たまたま隣合わせていてお話しをしていたのが
聞こえてきました。
「もう、ひと月も通っているけど全く泳げるように
なっていない。楽しそうだからいいけど、
このやり方じゃ泳げるようにならないよね」と。
 
そのパパが、自分のお国ではちょっと離れたところから
「ここまでおいで〜」っていうのを繰り返すことで
泳ぎを教えていたと言うと、もう1人のパパも「そうそう!」と。
 
「昔の日本の感じ。みんな一緒にって感じが
よくあらわれている教え方」というようなことまで
言っていた。
 
ヘェ〜、そうかそうなのか。
確かに、グループの中でもレベルの違いがあるにも
かかわらず、みんな同じことをやっている。
1人でできる子は1人で、できない子は先生が助けながら。
いつになったら先の段階に進めるのかなぁとは
思っていなくもなかったけれど、この教え方をstrangeって
思うのかぁ。日本っぽいって思うのか。
 
 
日本っぽい、日本人っぽいのがいいか悪いかについては
一概には言えませんが、そういう外からの視点を聞いて
「ヘェ〜」と思うのは面白いです。
 
実は周りには外国人や帰国子女が実はたくさんいるので、
もっといろいろ聞いてみたい。
 
 
そういえば、先日のバイリンガルニュースで、
日本語は「物」の数え方が◯冊とか◯台とか◯匹とか
「物」によって違うのが難しいという話が出てました。
そこから発展して、英語は動物によって「群れ」の
言い方が違うのが変だというところへ。
例えば、「フェレットの群れ」は、「a bussiness of ferrets」

なんでビジネス?なんでそっち(群れのほう)?
そして、羊sheepは数えようと思えばえ数えられるのに
複数形がないのも変だ。
きっと意味があるのでしょうね。
文化的な背景とか何か。

いろいろ興味深い!