岡村昭彦の写真「生きること死ぬことのすべて」@東京都写真美術館
友人と東京都写真美術館でデート。
何が展示されているのかよくわからないままに行ってみたのですが、何も知らずに見た岡村昭彦さんの写真。
この時期ならではの印象的なものとなりました。

今回の展示をみる限り岡村さんは戦場カメラマン。
Wikipedia的には「日本のジャーナリスト。ベトナム戦争を撮影した報道写真で有名」ということらしい。写真は雑誌「LIFE」にも使われていたそうです。
展示もベトナム戦争の写真から始まりました。
市民の様子、戦場のリアルな様子。
ランチ直後に訪れた私たちにはちょっと衝撃が強すぎるような負傷兵の姿。
ベトナム戦争の取材のかたわら他の「植民地」へも行かれていて、ハワイ、タヒチやニュージーランド、また北アイルランドやビアフラ独立戦争(ナイジェリアの内戦)などを取材した写真トータル200枚ほどが展示されていました。
終戦記念日直後だったこと、ウクライナやガザの問題など決して世界的に平和とは言い難いこのご時世にこの展示。
平和ボケ日本にいて、歴史にも疎い自分には十分な刺激となりました。
休日にも関わらず空いていた館内。外国人のお客さんが多かったのが印象的でした。
〜9/23までの開催です。
