「7日間で突然頭が良くなる本」
マトモな人ならばスルーしそうなタイトルですが、著者は哲学者。
哲学の入門書として友人に紹介されたので読んでみました。
なぜ哲学?
ビジネス書や著名な人の話の中には、必ずといっていいほど哲学の話が出てくるなぁと感じておりました。
高校で倫理を学んだ頃は、社会人になって使うのか?と思っていましたけど、意外にもよく出会う。
そもそも哲学ってなんなのか?
これは、簡単に言うと「考え方の基本」。
どう考えていいかわからないので考え方を学びたいというときに、どうせならプロから学んだらいいよね?哲学者は考え方のプロだよ!って話。
さて、本当に7日間で突然頭がよくなるのか。
7日間で得られるのは「頭が良くなるための方法」であって、全てはそれを実行するかどうかのようです。
まずはインプット
物事の本質を掴むために最低限必要なこと。それは「最低限の教養」。
教養を深めれば深めるほど自由な思考が手に入れられ、それは読書で成し遂げられる。
本を読みましょう。そして、ニュースを追いかけましょう。
しかし、ここで言われている「最低限」。けっこうハードル高いです。
ボキャブラリーを増やす
頭がいいと感じる人は、たいていボキャブラリーも豊富。
また、類似語や関連語、反対の意味の言葉などを挙げる練習をすることも大事だと言っています。
基本の考え方10
ボキャブラリーと同時にその概念をしっかり押さえておきたいのが以下10個。
本当はプラス20あるらしいのですが、最低限この10個押さえておきましょう。
この中には無意識に使っているものも多いと思いますが、定義をしっかり述べられるものは少なくないですか?
一言でキャッチーに
著者の求める最終目標は、何かについて「一言でキャッチーに表現できるようになること」。
ま、7日間では難しい…。
哲学をほんの少しかじるにはオススメの本かなぁと思いますよ。
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