子のいる生活 

旅するアート食人

「1000万円プレーヤーを目指す」キャリアデザイン講座に行って感じたこと

そろそろ本腰を入れて転職活動を始動したいと考え、まずは勝間和代さん主催の「1000万円プレーヤーは目指す」ためのセミナーに行ってきました。

 
 
勝間和代さんとエクゼクティブの転職エージェントである石元聖子さん、人事部長である藤井久仁子さんのお話。
 
就活中の人や20代〜30代前半の方にとっては有意義なセミナー。今後も開催されるようなのでオススメですよ。
 
 
30代後半、子持ちの自分にとってはモヤモヤの残るものとなりました。
 
 
講座の内容としては、1000万円プレーヤーの実態からキャリアデザイン、
石元さんの会社のお話、藤井さんの年収を絡めた経歴など伺い質疑応答から
懇親会という流れ。
 
日本で1000万円稼いでいる人は、男女あわせると25人に1人。都心部ではもっと多いので自分の周りにはけっこういると思われます。

転職は需給のバランス、つまりマッチングであり、まずはそこに近い入り口を
さがして、年間10~20%の年収アップから目指していくべきとのこと。
マッチングを助けて下さるのは転職エージェント。
 
ケーススタディとして4名の方の就職から1000万円プレーヤーとなるまでの
経歴が示されたりもしました。
 
 
30代後半子持ちの自分。
これらのケースをみても、時すでに遅し。。という気がしてしまい、
なんか転職難しいんじゃ・・・という思いにかられてしまったのが
最初のもやもやポイント。

誰の目にも明らかな実績がある方、着々と戦略的に進んできた方、的確な
タイミングで資格を取得するなどしてステップアップをされてきた方が例として
示されており、「目の前の仕事はしっかりやってきたつもり」でも、それを
明確な実績として表せない自分は経歴書の壁を乗り越えられないのではないかと。

 
 
次のもやもやポイントは、質疑応答の際に。
質問は事前に集められたもので、そこからいくつかピックアップし3人の講師が回答するという形式。
 
偶然にも同じ様に子持ちの方の質問が続きまして。
「子供がいて時間がない」という質問内容に対し、「時間はつくるもの、大手に勤めながらMBAをとられている人もいた。」「職場の近くに引っ越す」「時短家電に頼る」などの回答が出されたことに対し、う~ん・・と思わず密かにうなってしまいました。

そもそもその質問をここでした方の意図もよくわからないのですが、やっぱり時間ないし・・・。それこそ、1000万円に満たないプレーヤーには気軽に引っ越すことも一大事だし・・・。

もうひと方、「時短をとっているが、転職するならばフルタイム勤務をしなければいけないか・・」の質問に対し、「時短を使っているようじゃキャリアアップは難しい」「みんながやっていることは最低限やらないと」「配慮されるということは差別されること」などなど、厳しいお言葉が続きました。
 
こちらも、質問者の方自身にも迷いがあるようなどうしたいのか的を得ないような内容ではあったので尚更だったのかも知れないですし、自分よりも年上である3人の講師の方の時代感としてはそういう考えに至るのも当然かもしれないなあと思いつつ、
時短生活6年目の思いと絡まってもやもやする結果となりました。
この件についてはまた別記事で書きたいなあと思うのですが、けっきょくは「いま何を優先するか」に尽きるのかな。

その後、もやもやした気持ちの中、ちきりんのブログで「キャリアの一貫性なんでマジ無用」なんて記事を読んだり、huffingtonpostの中野円佳さんの記事に出会い、もやもやを通り越して混乱中です。

www.huffingtonpost.jp