子のいる生活 

旅するアート食人

出張女子のスポット観光 〜 岡山倉敷 大原美術館 〜

もう相当昔に美観地区に来たときには入館料高いし…とスルーした大原美術館。今回は、時間があったら絶対に行くぞ!との心意気で臨みました。

 

というのも、なんか大原さん相当すごいみたいで。すごい作品をたくさんお持ちであると聞いたのと、美観地区の街並みはキレイだけど、ぷらっとするよりも少し時間があったので。

 

大原美術館は本館・分館・工芸館東洋館と別の敷地にある有隣荘からなっています。ざーっとでも全部みるのがいいかと。

 

後光さす入口

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本館入口。ここはどこ?ギリシャ??

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本館の中は、モネとかピカソとかゴーギャンセザンヌと名前の知っている人の作品が並んで飾られていました。これ1作品だけで人を呼べるのでは?という作品たちが横並びしている感じに驚いた感じ。。

 

エル・グレコ の「受胎告知」だけは、別のところに1作品のみで展示されていました。

 

本館を出ると現代アートが点在する庭が出てきます。奥に見えるのが分館。


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草間彌生、青木野枝、蜷川実花、、こちらも有名どころの作品がいっぱい。大原さんのコレクションすごいな…

 

再び中庭に戻って
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工芸館と東洋館へ。おまけくらいにしか思っていなかったのですが、、まず建物に注目。蔵、なのでしょうか。内部の写真を撮れないのが残念なのですが、建物だけでも入る価値ありだなぁと思いながら相当お高そうなお皿とか壺とかみてまわりました。棟方志功さんの作品もけっこうありました。

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そして東洋館に入って驚き。あれ、博物館に来たんだっけ?ってなる。魏とか漢とかの時代の仏像などが並んでいて。甲骨文字が書かれた木?皮?みたいなものも並んでいて。甲骨文字、ですよ??

個人が収集するには幅が広過ぎるし富豪っぷりも半端ない。大原孫三郎さんへの興味が俄然湧きました。

 

川向こうの孫三郎さんの別宅であった有隣荘では三瀬夏之介さんという方の展示が行われていました。
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墨画の画家さんとのことでしたが特に興味ないかなぁと思って入ってみたら、この館と絵の組合せが絶妙。

作品がお屋敷の作りや家具といい感じにコラボしていて一見の価値あり。

 

倉敷紡績を経営されていたという孫三郎さん。商売人の街倉敷で成功されたこの方のこと、もっと知りたいと思いました。

 

大原孫三郎―善意と戦略の経営者 (中公新書)

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わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯 (新潮文庫)

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