子のいる生活 

旅するアート食人

子連れ韓国旅

子連れでソウルに行ってきました。マイルを使いやすいのがソウルだった、というのが選んだ理由。

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正直、子連れの旅先としてどうなのか?と思うところはあったのですが、子がのってきたことと、同じクラスに韓国人ハーフが複数人いるということを子が知っていたので決定。名前だけじゃわからないので全く気がつかなかったけれどその子たちはもちろんハングルを書けるらしく、子が「オススメの場所聞いておく」なんていうのでまぁいいか、と。

 

近くて遠い国だった韓国。実は個人的にはあまりいい印象がなかったです。ここのところ緊迫状態が続いている国同士の問題もそうですが、20年以上前に行ったパリで同じホテルになった韓国人団体さんが、朝ごはんのビュッフェの席で持参したキムチの瓶をあけてハムにのせてくちゃくちゃ食べていたときの印象が強烈過ぎて…。

 

実際に行ってみると印象は変わりました。他人が親切だし物価も安い。日本語かかたことの英語でコミュニケーションは不自由なくとれるし食べ物も美味しい。東京にいるのと同じ感覚で過ごせて、ソウルなら1人でも来れるなぁと思いました。

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困った点は、Google mapで徒歩の表示がされなかったことと、近距離でタクシーに断られたことくらい。

 

左ハンドル右車線なところやキャッシュレスが進んでいたり、スタバでもすでに紙ストローが使われているなど日本よりもアメリカ寄りだったり進んでいるところがある一方、場所によってはトイレに紙を捨てられなかったり、着陸前に見えたソウル郊外には本当に無機質な高層の集合住宅が点々と並んでいたりここは北か?いうほどだったり。進んでいる面と遅れている面が混在している感じがありました。

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さて、子どもの楽しみどころがいまいち微妙な気がしていたので旅行中の楽しみを作るために、まず事前に簡単なハングルを覚えておくように言ってみました。仕事もバタバタな時期でママは覚える時間がないから任せるよー!と。子は素直に受け止めて学童にガイドブックを持って行って学び、「すみません」「こんにちは」「ありがとう」くらいの簡単な挨拶を覚えて旅にのぞみました。

そして、算数が得意で私よりも計算が速いので、お金の計算もお願いしておきました。子はこういうミッションを与えると燃えるタイプなので、この作戦は大成功!

もう一つ、どうしても街歩きや買い物の時間が多くなってしまうので、そんなときにも飽きずに楽しさを見出させるためにミラーレス一眼を持たせました。子からみた韓国の街を撮って!と。これ、今までの海外旅行でもやっていましたが、なかなか良い試みだと思っています。

 

子が困ったところは、焼肉屋さんでは辛くない食べ物が白米と肉くらいしかなかったところ。韓国の焼肉は、お肉を選べばキムチやネギサラダ、お肉を巻く葉物などはたくさん出てくるのですが、子が食べられるものがほぼなく。肉と白米好きでよかった。また、ソルロンタンという牛骨のスープにはまってくれたので辛いものが苦手な子にとっても韓国の食べ物の印象が悪くならずに済んだようです。

 

男の子なのでトイレにも少し困りました。男性便器にハエの絵のシールが貼ってあるらしく。そこを目がけてすることで飛び散らすのを避ける目的のようなのですが、子は本物の虫かその死骸だと思ったらしく、虫にかけて飛んできたらたいへん!と思い男子トイレで用を足すことができませんでした。最終的には慣れたのですが、調べれば書いてあったことだったので事前のリサーチ不足。

 

食べたものと行ったところはまた次回!