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Courseraが単なる英語の宿題と化した件

大学の授業を無料で受けられるサービスが
増えてきているようですね。

 
先月からそんなサービスの1つである
Courseraで授業を受けていました。
Courseraは世界の有名大学の授業を無料で
受けられるシステム。
お金を払えば単位として認めてもらうことも
可能なようです。

Courseraは英語での授業が基本ですが、
他の言語で受けられるものもあります。
残念ならが、日本語対応しているクラスは
現時点では1つだけのようです。
アプリもあるので隙間時間にiphone
受講することもできますよ。
 
授業は常に行われているわけではないので、
興味のある講座を予約しておくことも可能です。
授業開始数日前に登録したメールアドレスに
お知らせがきます。
一旦スタートすると、授業は週に1回。
課題の提出期限などもまめにメールで
お知らせしてくれます。
 
実はCourseraを利用するのは今回が3回目。
宿題の量が多いのと、仕事やプライベート
での忙しさが重なり過去2回は挫折して
しまいました。
 
クラスによって流れは多少違うようですが、
基本的にはビデオレクチャー見て、
参考文献を読み、課題として、
理解力をみるクイズと、peer assesments
というものを行うという流れ。

クイズは、選択で選ぶ形式のものもあれば、
短いセンテンスの英文を書くものもあります。
 
peer assesmentsというのは、課題に対して
数百字程度のesseyを提出し、
生徒同士でその内容を評価し合うというもの。
課題提出後、各自、他の生徒数人分の答えを
採点。その後、自分のesseyに対する評価を
確認。英語力がないとなかなかheavyです。
 
その他に、生徒同士で論じる場なども
設けられています。
 
今回受講したのは自分の仕事と多少関わりの
あるこちらのクラス。
Health for All Through Primary Hearth care
とにかく最後の第5週まで終わらせることを
目標に取り組みましたが、peer assesmentは
ハードルが高すぎて勝手に割愛。
ビデオレクチャーと文献を読むこと、
クイズについては全部取り組むことができました。


ですが、私クラスの英語力(TOIEC600程度)
では「興味のあることを英語で学ぶ」には
至らなく、「何て言っているのか理解する」
いや、それどころか途中から「とにかく
クイズの答えを見つける」というような
ところが目的に。。
 
けっきょく、初めにクイズの設問と答えを
読み、ビデオレクチャーを見ながら解答する
ということがメインの作業となり、
どんな話をしているのかということは
わかっても、議論したり自分の意見を
述べる状況にまで至らなかったです。
 
どうしても意味がくみ取れない場合には、
日本語で検索して知識を補強したりも
しました。

圧倒的に単語力が足りないことを痛感。
そんな状態で受講して意味があるのか?
と思わなくもないのですが、こういう場で
英語力の不足を実感することで、
単語を覚えようという気もおきてくるので、
本来の目的であるはずのprimary health care
について学ぶということについては
達成感に乏しいですが、
刺激を受けたという意味では
良い経験だったと思います。