ライフネット出口さんのお話を聞いてきました
友人の主催するハピゴン共催、ライフネット出口治明さんの『仕事に効く教養としての「世界史」セミナー』を受講してきました。
出口さんの著書はこれまで2冊読みました。
本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 (角川oneテーマ21)
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/09/12
- メディア: Kindle版
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『本の「使い方」』を読んで、 この人すごいなぁと思い、『世界史』を読んで、この人本物だぁ。。と尊敬。いつかお会いしてみたいと思っていました。
世界経営計画のサブシステムの集積
特別歴史に興味がないと、過去を知ることってそんなに大事なこと?特に、仕事に必要?というところで引っかかると思うのですが、冒頭で出口さんはキッパリとおっしゃっていました。
世界を変えたいと思うということはつまり世界経営計画のサブシステムを担っているということ。世界を変えたいのならば世界をちゃんと見ないといけない。
人間は「みたいものしかみないもの」なのでちゃんと歴史を知るためには、
なんのためにペリーは来たの?なんで仏教は伝わったの?
本当に歴史を学ぶことであり、それがビジネスに繋がる歴史の学び方なのだと
解釈しました。
出口さんの考える教育
ここは子のいる私にも気になるところ。出口さんの考える教育とは、
・生きた知識を教えること
例えば、日本は選挙の投票率が低いことが問題となっていますが、
選挙のことをちゃんと教えてないから投票率低い、と。
また、財産三分法について教えることも必要であると。
財産三分法、私は初めて聞いたのですが、
今日いるお金は財布へ
なくなってもいいお金は好きに使う
残りは預金する
ということだそうです。
これを教えないから、変な金融商品に引っかかったりするのだと
おっしゃっていました。
非常にお忙しいにも関わらず、10人集まればどこでも講演に行きますよという
出口さん。
私自身、歴史の話はあまり得意ではないのですが、出口さんのお話は情報量が
半端なく多いですし、切り口も面白い。興味も湧いてきます。
いや、きっと興味を持つような切り口で話されているということなのでしょうね。
オススメされていた歴史絡みの本です ↓
クビライの挑戦 モンゴルによる世界史の大転回 (講談社学術文庫)
- 作者: 杉山正明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: 文庫
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