子のいる生活 

旅するアート食人

対人スキルアップのために小説読んで映画をみよう。現代アートもね!

勝間塾12月月例会のオーディオブックを聞きました。

 
テーマは「対人スキル」。
講師は勝間さんの共同経営者である上念さん。
 
クレーム処理から普段のコミュニケーションまで幅広く通じるような通じないような…な内容でした。
 
ザックリまとめると、相手は変えられない。相手を知る。その上で行動する。
そんなところでしょうか。
 
 
 

最悪を知る

以前、上念さんの「ネガティブシンキング」のお話を聞いたことがあるのですが、そこに繋がるような観点。
 
課題図書が「社長を出せ」という本だったので、クレーム対応からの入り。
 
この話がこじれた場合、この人との仲がどうにもこうにもうまくいかなかった場合に、最悪どういう状況になるかということを先ず知る。
そして、そこから逆算する。
 
クレームの場合、相手が諦める、相手が諦めて自己救済に走る、裁判の3つが考えられるシナリオ。
 
確かに、どんなに最悪な事態も想定内なのか外なのかで、受け止める気持ち的にも大きく違ってくる。
 
 
 

相手の気持ちを知るために

対人スキルとは、瞬時に対人を知る技術である。
が、相手の気持ちを100%理解することはまずできない。
全部は無理でも多少理解する、理解できるようになるための訓練として挙げられていたのが、
ディベートは、会えて反対の立場に立ってみることで、反対の立場の人の論理がわかる。相手を知るためのツールとなる。
反論を考える、反論の反論を考えるくせをつける。反証可能性をつくということ。
何だか、理屈っぽくなりそうだけど、訓練で鍛えられそう。
 
 
私は小さい頃から小説はよく読んでいて、ビジネス書は勝間塾に入ってから読み始めたようなもの。
ビジネス書を読み始めると、小説を読むことの意義がよくわからなくなって、最近は読むのを避けていたのだけど、上念さんのお話を聞いて腹落ち。
 
アニメにしても、映画にしても物語は他人の経験に学ぶことができる。他人の考えの一端を理解することができるのです。
 
アートに関しても。特に現代アートは、訳がわからないからと嫌煙する人が多いけど、主観でみて、なんでこんなもの作ったんだろ?なんで?なんで?って背景や背後を読む、想像することで、そんな風に考える人がいるということを知る。
 
現代アートの場合、恐らくアーチィストにはいい意味で変人が多いから、自分の変さ具合なんてまだまだ甘ちゃんだな!と安心感を生んだりもしますよね。
 
その他、身近にいる好きになれない人というのも役に立つ反面教師→最高のNot ToDoリストということで活かせる、と。
 
自分としては、瞬時に相手をある程度理解し見抜くということについては、日々の仕事で鍛えられていると思う。
 
ですが、プライベートにおいて関係を深める上での距離感をとらえるのが苦手です。深入りしていいものかどうか…なんて考えているうちに当たり障りのない距離のまま過ぎてしまうことが多い気がします。仲良くなりたいのになぁ。。と。
 
「一歩進める対人スキル」のようなものを学びたいです。

 

社長をだせ! (宝島社文庫)

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